暫定龍吟録

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一太郎の行く末

 徳島のジャストシステム社が、「第3回全国一斉!日本語テスト」を実施してゐる。
 私も試験を受けてみたところ、次のやうな結果が出た。

【基本タイプ】
集団の和を重んじるあなたは、周囲の状況を冷静に計算しながら、角が立たないように口説くタイプです。信望も厚く協力上手ですが、優柔不断な印象を与えることもあるので、時にはノーを言う勇気も必要です。
 
【あなたの武器】
物腰柔らかい人柄があなたの持ち味。決して感情的にならず、客観的な判断力にもすぐれています。ただ、バカにはなりきれないため、どこかで不完全燃焼を感じてしまう一面も。日本語力は上々なので、問答無用の断言口調で勝負することが、あなたの信頼度をさらに高めてくれるはずです。



 「角が立たないように」とか「物腰柔らかい」などは当たつてゐるかも。
 今年のテストでは「口説き力」も判定してゐて、私の口説きタイプは、「定刻出発、引率達者なツアー添乗員型」と出た。そんなものかなあ。自分では引率達者かどうか、よくわからない。

 ところで、このテストは「第3回」とあることからも判るやうに、過去に第2回や第1回も実施されてゐる。
 今年の今回のテストはビジネスシーンに特化してゐたやうで、「部長が」とか「営業先で」とか「取引先から」などといふ設問パターンが多かつた。ビジネスマンではない私みたいな者にとつてはピンとこない場面設定の質問も多く、さういふ意味ではやや面白くなかつた。 

 それで、今回、全国一斉!日本語テストを受けてみて思つたことがある。いや、これは以前から常々感じてゐたことなので、今日こゝに書かう。 
 ジャストシステムと言へば、ワープロソフトの「一太郎」が有名だ。私は過去に「一太郎」を買つたこともある。日本語のワープロソフトとしては「Word」などより優秀だと思つたからだ。だが、最近の「一太郎」はまつたく買ふ気がしない。それは、最近の「一太郎」がビジネスシーンばかりに特化した機能を盛り込み、強化してゐるからだ。
 読者諸氏もよくご存知のやうに、今の日本のビジネスシーンにおいては、ワープロソフトはマイクロソフト社の「Word」が席捲してゐる。「一太郎」はビジネス用途の機能を強化して、今さら「Word」の牙城を切り崩さうと考へてゐるのだらうか。これだけ普及してしまつた「Word」支配を本当に切り崩すことなどできるのだらうか。
 私は、「一太郎」あるいは「ATOK」は、会社・企業などビジネスの場面において「Word」に勝負を挑むのはやめたはうがいいと思ふ。それより「一太郎」・「ATOK」には、もつとその才能を発揮させて活躍できる場があると思ふ。それは、アカデミックな場、学問の世界だ。これからは会社・企業に売り込むのはやめて、大学に売り込んでいつたらどうなんだらう。大学で論文を書くときなどにこそ、「ATOK」の高い日本語変換精度は重宝されるだらう。そして、ジャストシステムは「ATOK」・「一太郎」において、もつと論文向きの機能を強化していくべきである。

 「一太郎」が幼かつた時から知つてゐるだけに、「一太郎」少年(青年?)の行く末が気にかゝるのだ。 



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