暫定龍吟録

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文化庁メディア芸術祭が面白い



 六本木の国立新美術館で「第13回文化庁メディア芸術祭」が開かれてゐる。

 「先端技術ショーケース'10」や「第15回学生CGコンテスト受賞作品展」なども同時開催されており、全体として、現代の先端テクノロジーを使つたアートフェスティバルといつた印象が強い。展示会場はそれほど広くなく、30分もあれば充分に全体を観て回れる。たゞし、上映されてゐるアニメーション作品などを観た場合はもつと時間がかゝる。
 会場は、さながら、美大の卒業制作展のやうでもあり、ゲームあり、ウェブあり、携帯マンガあり、体感、体験できる作品がたくさん展示されてゐる。
 このやうなメディア芸術の祭典は世界中にあるやうだが、日本では東京にしかないとのこと。

 作品は、テンターテインメント部門、アート部門、マンガ部門、アニメーション部門、の4つに分かれており、それぞれの部門で世界中から選りすぐられた約170点の傑作が並んでゐる。

 エンターテインメント部門の大賞作品は、昨年ネット上で大きな反響を呼んだ「日々の音色」。




 また、マンガ部門では『ヴィンランド・サガ』が、

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 アニメーション部門では、昨年、特にTwitter-erの間などでも評判の高かつた『サマーウォーズ』がそれぞれ大賞を受賞してゐる。

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 また、今回の展覧会は、メディアアートの祭典だけあつて、TwitterやiPhone/iPod touchとの聯繋も試みられてゐる。
文化庁メディア芸術プラザ(MAP)ブログ 文化庁メディア芸術祭の最新情報やメディア芸術関連ニュース: メディア芸術祭公式iPhoneアプリ『JMAF navi』、本日よりApp Storeにて無料ダウンロードがスタート。
 iPhoneアプリ『JMAF navi』を使へば、その場で作品の解説を読んだり上映スケジュールの確認ができるだけでなく、作品の感想をTwitterを通してつぶやくこともできる。そのつぶやきをするための「twitter広場」といふ空間も設けてある。


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 ↑決して広いとは言へない「twitter広場」。


 会場には若い人の姿が目立つ。高齢者の姿が少ない珍しい展覧会と言へるだらう。

 入場無料。iPhone/iPod touchを持つてる方、Twitterアカウントを持つてる方、東京在住の方、メディアアートに興味のある方は、足を運んでみてはいかゞだらうか。

第13回文化庁メディアアート芸術祭
会期:2010.2.3-2.14
会場:国立新美術館(六本木)