暫定龍吟録

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日本人のノーベル化学賞受賞を予見してたかのようなQ&A

 2010年10月6日、北海道大の鈴木章さんと米パデュー大の根岸英一さんの日本人2人がノーベル化学賞を受賞したといふニュースがあった。夜7時のNHKニュースで知った。
 受賞理由は、2つの化学物質を結合させるカップリング反応の発見に対するものであるとのこと。

 で、この「クロスカップリング」について調べてみたのだが、日本人による発見がやたら多い。で、それは何故なんだらうと思ったら、Q&AサイトのOKWaveでずばりそのことについて質問してる人がゐた。

クロスカップリングの発見者に日本人が多いのはなぜ? | OKWave

クロスカップリングの発見者に日本人が多いのはなぜ?

有機合成化学で重要とされる炭素-炭素クロスカップリングの発見には、
日本人がやたらと貢献しているように思います。

鈴木-宮浦反応に始まり、熊田-玉尾カップリング、根岸反応などなど…

この結果は偶然でしょうか。
日本の研究環境や、日本人の思想がクロスカップリングを生み出しやすかったということはないでしょうか。

投稿日時 - 2010-10-04 18:38:37



 質問者のこの質問に対し、一人目の回答者が、平賀源内にまで遡って日本の町人文化の視点から興味深い回答を寄せてゐる。

 驚くべきは、この質問が投稿された日時だ。
 2010年10月4日。鈴木、根岸両氏のノーベル賞受賞が発表されるわづか2日前。iPS細胞の山中氏や炭素の飯島氏と違って、今回の化学賞二人はどちらかと言へば、事前に受賞が予想されてなかった人たちだ。

 ちなみに一人目の回答者の回答日時は「2010-10-06 18:29:59」となってゐる。これは直前も直前、夜7時のNHKニュースが日本でのほゞ第一報となるニュースを流す約30分前である。

 まるで今回の日本人2人によるノーベル化学賞受賞を予見してゐたかのやうなQ&Aだ。