暫定龍吟録

反便利、反インターネット的 This blog has not been updated since 2017

IT力に見る北陸と北欧の共通性

 一昨日、3月23日の記事では、「北陸人」のIT力の高さについて書いたが、今日は「北欧人」の話。

 「Phun」といふソフトがある。物理演算ソフトで、丸や三角や四角といつた形を描くと、それが物理法則に則って動き出す、といふもの。ゲームにも使へさうだが、それよりも学校の数学や物理の授業で使はれる用途がありさうだ。



 初めてこれを見たときは、よくぞこんなものを作ったものだと感心したが、これを作つたのが、スウェーデンのウーメオ大学の学生だといふことだ。
 新しいウェブサービスやユニークなアイデアは米国発であることが多いが、かういふITの基礎的な力が北欧人にはあるやうな気がする。
 LINUXを作つたのはフィンランドのヘルシンキ大学の学生だつたし、携帯電話最大手のエリクソンやノキアも北欧だ。

 文系でしかもITに疎い私は、自分のことは棚に上げて、日本の理系の学生やコンピューター関連学部の学生は何をやつてゐるのか、と叱咤したくなる。もちろん、日本の学生もユニークなソフトやサービスを開発してゐるといふニュースは時々聞くが、大体、日本国内だけの人気に終はつてゐる気がする。
 mixiの笠原さんも、はてなの近藤さんも、日本国内だけでの成功に満足せず、世界を目指してほしいものだ。

 一昨日、日本の北陸人はIT力が高い、といふ記事を書いたが、それにしても、北欧人も相当IT力が高い。北欧の人々は世界でもつともインターネットを駆使した日常を送つてゐるといふ話も聞く。
 そんなことを考へてゐると、何だか北陸人と北欧人が似てるやうな気がしてきた。北陸3県と北欧3国が私の頭の中で勝手にリンクしてきた。
 ひよつとしたら、北陸地方は日本の北欧なのではないだらうか。能登半島がスカンジナビア半島に見えてきた、と言つたら大袈裟だが、日本政府はもしIT戦略を重視するなら富山か金沢あたりにIT戦略の拠点となる施設を作つたらどうだらう。案外、この地方から優秀な学生が出て、世界に通用するソフトやサービスが出てくるかもしれない。


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