暫定龍吟録

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水曜を休日に!-反連休論-

 連休が嫌ひである。

 以前、どこかのブログで「週休3日にするべき」みたいなエントリーを読んだことがあるが、その3日が連休になつてゐるのでは意味がない。飛び石で拡散してゐなければ意味がない。

 政府がハッピーマンデー法などといふ馬鹿な法律を制定したおかげで連休が増えてゐる昨今の状況は苦々しくてしかたがない。

 会社勤めなどをしてゐる人はわかると思ふが、一週間の中で火曜、水曜ごろが一番辛い。木曜、金曜ごろになると少し楽になる。なぜ、より長く働いてゐるはずの木、金の方が楽に感じるのか。それは、「あと少しで休みだ」といふ期待感が出てくるからだ。火、水は、次の休みまでまだほど遠いので精神的にもきつく感じる。
 水曜を休みにすれば、「あと一日働けば(あるいは学校に行けば)休みだ」といふ期待感が出てくるので、会社や学校を苦にしてゐる人たちにすれば、精神衛生上かなり楽になる。

 休日の数が多ければいい、といふのではなく、それがきちんと分散されてゐなければならない、といふのが私の主張だ。
 極端な話、「一年365日のうちの半分の180日を休みにします」と言はれて、皆はうれしいと思ふだらうか。一瞬、そんなにたくさん休みがあるならうれしい、と思ふかもしれない。だが、1月から6月までは毎日ずつと休みで、7月から12月までは一日の休みもなく連続してずつと会社(もしくは学校)といふことだつたら、どうだらうか。おそらく「そんなのは嫌だ」と誰もが思ふのではないか。
 つまり重要なのは、休日の数(量)ではなく、休日がどれだけ按排よく分散されて配置されるかなのだ。
 月曜や金曜の休日は要らない。それどころか私は、水曜が休日になるなら土曜を平日にしてもいいと思つてゐるぐらゐだ。

 以下、連休の4つの弊害を挙げる。

1.休みの“回数”が少ない
 土、日、月の3連休と日、水だけの休みと、どつちがいいだらうか。
 土日休みは週に「いーっかい(一回)」の休みである。土日月でも「いーーっかい」。土日月火の4連休でも「いーーーっかい」。5連休でも「いーーーーっかい」の休みである。日、水なら週に2回の休みがあることになる。

2.仕事が滞る
 郵便物を出したい。でも今日は金曜日。今日出したとしても、明日から土日月と郵便局は3連休だから届くのは、火曜、もしくは水曜日?急いでるのに・・・。なんていふ思ひをしたことのある方は案外多いのではないだらうか。郵便局や銀行など、私たちの日常生活に欠かせない公共機関が2日も3日も連続して休まれると、生活や仕事のあらゆることが滞つてしまふ。

3.だらける
 ゴールデンウィークなどの大型連休を振り返つて、「充実した有意義な5日間だつた」と言へる人がはたしてどれだけゐるだらうか。多くの人は「家の中でだらだらと過ごしてしまつた」といふ後悔に近い念だけが残つてゐるのではないか。連休は折角の休日を非効率で無駄に過ごしてしまふことに貢献する。

4.特定の授業が減る
 学校において、月曜の休日が増えると、月曜日に割り振られてゐる特定の科目の授業ばかりが減つてしまふことになる。

 以上が私の反連休論。
 年配の人に話を聞くと、昔は土曜は平日だつださうである。それがなぜ休日になつたのかといふ経緯はよく知らないが、ともかくもこれ以上、連休を増やさないことが肝腎だ。まづはハッピーマンデー法をなくし、成人の日や体育の日を元に戻すこと。秋の大型連休構想などがあるらしいがもつてのほかだ。
 そして土曜を休日のまゝにするか平日にするかはともかくとして、水曜を休日にしよう!
 今、多くの子どもたちが学校でいじめなどのストレスに遭ひ、会社勤めの正社員たちはワーキングプアの人たちとは対照的に過酷な労働へと追ひたてられてゐる。水曜を休日にすることで、彼らにどれだけ精神的、肉体的安寧が齎されることか。

 水曜を休日に。昔、平日だつた土曜を休日にできたのだから、できないことはないと思ふ。

 (参考)コトノハ - もし週休3日制になるなら、3連休よりも水曜を休日にして欲しい