暫定龍吟録

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えぶずみる光 -右横書きの世界-

 突然ですが、皆さんは「ターャジス」といふのをご存知でせうか。たぶん、ほとんどの人は初耳でせう。

 「ターャジス」とはこれです。↓ 



 要するに、褐色の恋人「スジャータ」のことです。

 現代の日本語は横書きにした場合、左から読むのが普通ですが、「頭はこつち」といふのを意識するがために車体の右側面に書かれる文字などは、このやうに右から書かれることがたまにあります。
 で、それを普通に左から読んでしまふと、「ターャジス」、「人恋の色褐」、「くらいめ京東」などと意味不明な、あるいは別の意味を連想してしまふ言葉になつてしまひます。
 この意味不明な言葉の響きに魅せられてしまふ人も少なからずゐるやうで、mixiには、「右横書き」、「ターャジス」などといふ専門のコミュニティも存在してるほどです。

 私は、この「ターャジス」の車は実際、街中で見かけたことがありますが、その気になつて見てみると、世の中には意外に右横書きのものは少ないことに気づきます。

 ところが、そんな中、先日近所の夏祭りの縁日に行つてみたら、屋台の暖簾(?)に大量の「ターャジス」(右横書き)を発見したので、紹介したいと思ひます。

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 「リワチカ」。
 こんなのです。



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 「いくす魚金」。


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 「ラテスカービベ」。



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 「キーテスンキチ」。
 聞いて、寸吉!



 さて、次のはちよつと、おそろしい。

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 「焼子産道」。
 さ、産道で焼いちやつたの?



 お次は、今回、気に入つたもの、第2位。

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 「スーュジカオピタ」。
 顔ピタッ!
 語感が、かはいらしい。



 最後に、今回気に入つたもの、第1位。

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 「えぶずみる光」。
 「えぶずみるひかり」つて、どんな光?
 「えぶずみる」が一つの動詞のやうに聞こえます。
 私の語感としては、「あやしく鈍く光る」といふイメージを受けますが、皆さんはどう感じますか。

 皆さんも、右横書きを探してみてはいかゞでせう。